『メロディ・ガルドー プレミアム・ショウケース』2009/4/13(月)@恵比寿リキッドルーム
遂に奇跡のアーティストを生で観ることができて嬉しさひとしおだった夜。
彼女は米・フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。デビュー以前の19歳のときに自動車事故に遭い様々な後遺症を抱えながら、音楽による治療を経て本格的に音楽活動を進めた結果、その歌声が世界を魅了することになった、まだ20代ながら伝説となりえる美人アーティストである。
2008年の春ごろ、某外資系CDショップのJAZZコーナーの試聴機にあった“激押しアーティスト”にこのメロディ・ガルドーの1stアルバムが置いてあった。悩ましげなルックスのジャケ、一聴してわかる心染み入る歌声、そして当時輸入盤で\1000程度という安さに迷わず買い!
ノラ・ジョーンズの出現により、もろジャズではないジャジーで落ち着いた女性ヴォーカルが流行っており、メロディ・ガルドーは瞬く間にそのジャンルの筆頭に挙げられる存在となった。大分遅れて日本盤も発売されたが好セールスとのこと。
そして4/8発売で2ndアルバム『MY ONE AND ONLY THRILL』が贈られた。1stがジャジーかつフォーキーな音作りだったのに対して、今回はストリングスが前面に打ち出されたムーディーな音。個人的には1stの印象が強かったのでまだこの音には馴染めないのだが、スイング・ジャーナル誌ゴールドディスクにもなっていて聴いていくうちに馴染んでくるものと思う。
ということで、このアルバムのプロモーションのために現在初来日中。昨年8月の日本盤発売タイミングや今年の2月に来日の予定があったのだが、ご本人の体調具合には慎重をきたさないといけないので、共に中止となっていたのだが、今回ようやく待望の来日が実現したのである。そして1回限りの招待ライブがあるというのでこれは観にいかないと。
18:30開場で19:30開演予定であったが、やはりなかなか出てこない。
本当に来日しているのか?いや既にFM番組へのゲスト出演が記事になっていたしいるのは間違いないが、体調不良とかになっていたら中止かも??
なんていう憶測が生まれてきたころ、時刻は20時過ぎにようやく登場。視覚過敏のためスポットライトやフラッシュの類は禁じられており、やや暗い照明で照らされた彼女は長い金髪を上に巻き上げ黒のシックな服で表れた。最初にインタビュー形式のトークがあり大ファンだという(?)モデルの相沢紗世も登場。
そしていよいよライブの開始である。
まずはメロディ1人によるアカペラから始まり、ベース、ドラム、トランペット、サックスと静かに音が入ってくる。時にアコギやピアノを奏でながら唄い、穏やかで貫禄すら感じさせる歌声を聴かせる。
そしてこの手のショウケースは大概7~8曲でトーク込みの40分前後であるが、1曲が短めとはいえ15曲を1時間強に渡って披露したのには満足。
これを機会に是非正式なライブでまた日本に来てほしいものだ。
【レビュアー:nacky-extra】