クリスチャン・ベール/ラッセル・クロウ主演映画「3時10分、決断のとき」を見てきました。本気で立ち向かうからこそ描ける男のドラマに感動!
2009年8月8日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

公式WEBページ
http://www.310-k.jp/
【イントロダクション】
エルモア・レナードの原作を映画化した異色西部劇の傑作『決断の3時10分』(57)を、『“アイデンティティー”』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジェームズ・マンゴールド監督によってリメイク。
第80回アカデミー賞2部門(音響、作曲)にノミネート、スティーブン・キングが選んだ2007年ベストムービー第7位など、批評家たちから高い評価を受けながらも日本未公開だった本作が、ついに公開決定!!クライマックスでの男たちの決断に、泣けます!
監督:ジェームズ・マンゴールド『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』 原作:エルモア・レナード
出演:ラッセル・クロウ『ワールド・オブ・ライズ』、クリスチャン・ベイル『ターミネーター4』、
ピーター・フォンダ『センター・オブ・ジ・アース』
配給:シナジー 提供:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2007年/アメリカ/2時間2分/シネマスコープ/ドルビーSRD 原題:『3:10toYuma』
(c) 2007 Yuma, Inc. All Rights Reserved.
【ストーリー】
地主からの嫌がらせで、馬小屋に火を放たれたダン・エヴァンス(クリスチャン・ベイル)一家。営んでいる牧場の生活は苦しくなる一方で、ダンと家族の溝は深まっていた。そんな折、卑劣な悪事を繰り返すベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が逮捕され、3日後の3時10分発の汽車でユマの刑務所へ連行されることに。危険な道をたどるウェイドの護送を、ダンは男の誇りに懸けて引き受ける。
【感想】
07年にアメリカ公開され、アカデミー賞にも絡んだ映画なのに、日本では買い手が付かず、2年も遅れて公開されることに。簡単に言うと、貧しい農園を営むC.ベールが、強盗団のボスであるR.クロウを護送する列車まで、仲間と共に送り届けるという話。
タイトルにある、3時10分は、その列車の発車時刻であり、その時刻に為される決断とは・・という謎に向って、話は進む。いやぁ、凄かった。こんな状況に置かれたら、どうするかなんて、僕なら途方に暮れるだけだろう。男として、親として、そして一人の人間として。すべての役割における責任を果たそうとする一人の男。クリスチャン・ベールのシリアスな顔が、そんな一途な男にはよく似合う。対してラッセル・クロウは、そういった責任から一切放たれたように見える。しかし、彼もまた責任を放棄してきた代償を負わなければならなかった。その、決断の時が3時10分。
人生に本気で向き合ったからこそ得た決断に、心底感動した。楽しい映画では決して無いし、気軽に見られる映画でもない。
しかし、辛く苦しい思いに共感できた者だけが得られる、そのラストシーンは、心にいつまでも残り得る感動に満ち溢れていた。
【レビュアー:EDDIE】