今回はこのイベントの主催「ネジ」のメンバーであり、インストバンド「
te'」のギタリストである、ヒロさんが急遽闘病の為欠場、という状況下のイベントとなりました。
日時:6月22日(月)19:45~
場所:渋谷O-East
出演:ya-su(Ya-foo+アネモネ)、RED SUN(急遽友情出演!)、HOT STYLE EXPO、ネジ
■ ya-su(Ya-foo+アネモネ)*****
ya-suさんの、Ya-fooというユニットとアネモネというユニットを融合させた、トリオでの出演。
アコースティックギター2本と3人の声、といった、とてもシンプルな構成なのに、風景が見えてきそうな奥深い音の波に包まれました。聞いていて心地よいハーモニーなのに、どこか物悲し退廃美をたたえた世界がそこにはありました。
前も思ったんですが、ya-suさんの世界は、シド・ヴァレットっぽいんですよね。。。
■ RED SUN*****
狂おしいメロディー、香るリズム「音の映画館へ、ようこそ!」というキャッチコピーの男女ユニット。
3月に発売された「逃げる」をテーマにしたコンセプト・ミニアルバム『エスケープ、プリーズ』から4曲を演奏。
女性Voと、ギター&同期 というシンプルな構成なのに、掲げるキャッチどおり短編映画のようなスウィートでスパイシーな世界観を醸していました。
Vo茂木さんの、愛嬌たっぷりなMCと、クールなギターさんのコントラストが面白かったです。
■ HOT STYLE EXPO*****
ここで、しっとりした流れをガラっと驚異的に変える(破壊する?)バンド登場!!
幕が開いた瞬間、ステージに並べられてる、布袋モデル3台!!それだけで、十分おかしいのに、メンバー登場で笑いが止まらない!!
はい、おっさんの女装バンドです。そして、GLAYのコピーバンドです。
メインVoのテルミは、
munimuniというヴィジュアル系バンドのVo加納摩天楼さん。一番きわどい格好をしたベース担当は、munimuniのEDENさん。
実は、イベントでmunimuniは見たことがあったんですが、あまりの変貌振りや、変態っぷりや、放送禁止用語連発におかしいやら、カワイイやら。いろんな意味で、衝撃なステージでした。
摩天楼さんは、根っからのエンターテナーでした。
■ ネジ*****
幕が開くと同時に目にとびこんできたのは上手側の、灯篭のような照明のオブジェと、それに絡められたツタのような葉っぱの装飾。そして、台の上に飾られた花瓶の花。
6/17の時点で、ギターのヒロさんが、病気の治療に専念するため、当面LIVE活動をお休みすることが告知されてました。
そして、ネジは、サポートをいれずに3人でLIVEを敢行することをサイト上で宣言してました。
いったい、どんなステージになるのだろう、、と思っていたところ、上記のような装飾で、ちゃんとギターヒロさんの立ち居地は確保されていました。
中央と下手にスチール椅子が置かれ、Vo太朗さんと、Baりゅうじさんが座る。
登場時、太朗さんは上手側のはしまでやってきて、深々と頭を下げてました。衣装は、ブカブカロングTシャツ(ウサギの絵)に、ロールアップしたデニム、サンダル、そして黒縁メガネ。
あいかわらずの、力の抜けた井出達でした。が、なんだか決意のような凛としたものを感じさせる、この日の太朗さん。
椅子に腰かけ、エレアコを抱え、静かに歌う太朗さん。声がよくのびていて、曲の良さを引き立ててました。2曲目の、オリジナル曲も、サビが聞いた人の頭でずーっとリフレインするような、美メロ。
2曲目終わって、スタッフさんが太朗さんのギターを調整のため、持っていってしまい、手持ち無沙汰な落ち着かない感じで、MCタイムへ突入した太朗さん。
この日、出かける前に病院のヒロさんに電話したこと、伝言はないか聞いたこと、伝言は「ほんま、ごめんな、絶対治してくるから!(をかっこよく言っといて)」だったこと、なんかを話してくれました。あとは、ヒロさんへの応援メッセージ用ノートを外に用意していること、など。
「伝言終わり」
とMCの終わりを宣言したにも係らず、スタッフさんが持って行ったギターが戻ってこなくて焦る太朗さん。
しばらくしてスタッフさんが持ってくると、「ほんとに頼みますよ、アウェイに弱いですから」と、おろおろ。
会場から「アウェイじゃないよ!」というつっこみに
「あ、アウェイじゃなくて、なんだっけ、そう、イレギュラー、イレギュラーに弱いです。」とはにかみながら言いなおす。
本当に、この人は愛される性格してるなぁ。
その後、全5曲の本編をやり終えて、退場。
アンコールで出てきて
「アンコールありがとうございます。でも、この編成で(本編は)MAXな状態だったんで、どうしましょうか。えーと、えーと、何聞きたいですか?何うたいたいですか?」
とか言いながら、結局「夢の中へ」をもう一度。そして、最後に
「今後の凡庸については、ヒロと相談しながら、決めていきたいと思いますが、また4人でやりたいです」と。
ヒロさんが、欠場すると決まってから短期間で、いつもはロックアレンジでやってる曲たちを、急遽アコースティックなアレンジにかえて、練習したんでしょうね。いつもの、半分以下の曲数でしたが、3人でヒロさんの分まで埋めてやるんだ、という気合と愛情を感じられたので、満足でした。
帰りに、メッセージノートにちゃんとヒロさんへのメッセージを書いて帰りました。
3人のネジは、今回が最後であったらいいな、と思いつつ。きっとメンバーの方がその思いは強いでしょうね。
ヒロさん、がんばれ!
【セットリスト】
1.ぼくたちの失敗
2.ネジオリジナル
-MC-
3.夢の中へ
4.そして僕は途方に暮れる
5.悪女
-EN-
6.夢の中へ